ソラナ(SOL)ネットワーク系ミームコインのボンク(BONK)は15日、過去30日間で価格が75%上昇した

この急騰は、暗号資産(仮想通貨)市場全体のセンチメント(心理状況)が大きく改善したことや、流動性のシフトが影響している。

現在、BONKの時価総額は約18億ドル(約2628億円)に達し、ソラナ系ミームコインの中で2番目の規模となっている。

市場心理の変化と流動性の動向

過去1カ月間、ミームコイン全体が上昇する中でBONKも大きく値を上げた。

市場の恐怖と欲望指数は、過去最低の15(極端な恐怖)から73まで回復し、投資家心理が強気に転じている。

トランプ米国大統領が中国などとの貿易交渉に柔軟な姿勢を示し、強硬な関税政策を90日間停止したことも、投資家に仮想通貨投資の動機を与えた。

さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)が今後、景気減速を防ぐために利下げに踏み切るとの期待が高まっている。このようなマクロ経済環境の変化が、BONKのようなトークンへの需要を後押ししている。

現在、ソラナエコシステム内では流動性が伝統的なトークンから、より新しい魅力的な資産へと移っている。例えば、Pudgy PenguinsのPENGUトークンは過去1カ月で226%も急騰した。

これはショートスクイーズ(売り方の買い戻し)が要因と考えられるが、今後は流動性と需要がBONKのような主要トークンに戻る可能性がある。

BONKのテクニカル分析と今後の見通し

BONKは現在(本稿執筆時点)、0.000026ドル(約0.0038円)付近で強いレジスタンスに直面している。この水準を突破できれば、0.000028ドル(約0.0041円)まで上昇し、再びショートスクイーズが発生する可能性がある。

4月初旬には売りが優勢だったが、現在は一部の売り手が利益確定に動き、トレンドが好転しつつある。短期的には強気の見通しが支持されている。

モメンタム指標(相場の勢いを示す指標)も強く、21日と200日の指数平滑移動平均線(EMA)がゴールデンクロスを形成しつつある。

この価格帯に強い流動性が集まれば、BONKは今後数週間でさらなる高値を目指す展開も期待できる。

Solaxyとソラナのスケーリング問題

Solaxyのミーム

ソラナ(SOL)系ミームコインが市場で注目を集める中、Solaxy(SOLX)などの銘柄も好調だ。

Solaxyはソラナブロックチェーンのレイヤー2(L2)スケーリング(処理能力向上)プロトコルであり、ピーク時の混雑による効率低下を解消する。

トランザクション(取引)をサイドチェーンでまとめて処理することで、メインネットの負荷を軽減し、ソラナのミームコインや分散型金融(DeFi)プロトコルの発展を後押しする。

SolaxyのユーティリティトークンSOLXは、現在価格が0.0337ドル(約4.95円)と割安に設定されている。

今後、ウォレットや仮想通貨取引所での採用が進めば、SOLXへの需要も急増する見通しだ。また、SOLXをステーキングすれば年率112%のリワードを得られる。

購入はSolaxy公式サイトでウォレットを接続し、ソラナやテザー(USDT)、またはクレジットカードで簡単に行える。ソラナミームコイン一覧の中でも、Solaxyの動向から目が離せない。

Solaxyを見てみる

ポイント

  • BONKはソラナネットワークで2番目に大きいミームコインで、時価総額は約2628億円に到達した。
  • 過去30日で75%の価格上昇を記録し、市場心理の改善や流動性の移動が要因となっている。
  • 今後は重要なレジスタンス突破やソラナのL2プロジェクトSolaxyの動向にも注目が集まる。

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Yamato Nagashima
Yamato Nagashima
仮想通貨ライター

日本版99Bitcoinsライター。2019年から仮想通貨投資を開始。仮想通貨ブ... 続きを読む

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