暗号資産(仮想通貨)市場は17日、ビットコイン(BTC)が9万6228ドルまで下落し、荒れ模様の展開となった。
今週は米連邦準備制度理事会(FRB)の発表や企業業績報告など、重要な経済イベントが目白押しとなる。米国市場は17日のプレジデンツデーで休場となるが、24時間取引が可能なビットコイン市場ではすでに弱気な動きが見られる。
ポイント
- ビットコインが96,228ドルまで下落、主要アルトコインも下落傾向
- 今週は米連邦準備制度理事会の要人発言とFOMC議事録の公開が予定
- ウォルマートやアリババなど主要企業の決算発表にも注目
主要仮想通貨の価格動向
リップル(XRP)、ソラナ(SOL)、ドージコイン(DOGE)などの主要アルトコインも軒並み下落している。一方、カルダノ(ADA)、イーサリアム(ETH)、トロン(TRX)は小幅な上昇にとどまっている。
ソーシャルメディア上では、この下落を「ベアトラップ(暴落の罠)」とする見方も出ている。
注目の経済イベント
今週は複数のFRB要人による講演が予定されている。フィラデルフィア連銀のパトリック・ハーカー総裁、サンフランシスコ連銀のメアリー・デイリー総裁、シカゴ連銀のオースタン・グールズビー総裁、セントルイス連銀のアルベルト・ムサレム総裁らが登壇する予定だ。
また、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公開も控えており、投資家は利下げの可能性について注目している。21日には製造業・サービス業の購買担当者指数(PMI)や消費者信頼感指数のデータも発表される。
企業業績報告にも注目
S&P500構成企業の約20%が今週業績を発表する。小売大手のウォルマートや、中国のeコマース大手アリババ、バイドゥなどが含まれる。これらの企業はブロックチェーン技術やデジタル資産の活用も進めており、仮想通貨市場への影響も注目される。
不透明な市場環境の中、投資家は安全性の高い投資先を探している。ミームコインへの圧力が強まる中、Wall Street Peoe(WEPE)のような新しい仮想通貨にも関心が集まっている。
Wall Street Pepe、Uniswapで取引開始
Wall Street Pepe(WEPE)は、仮想通貨プレセールで7200万ドルの資金調達に成功、17日に分散型取引所(DEX)Uniswapへの上場を果たした。
同プロジェクトは、単なるミームコインの枠を超え、投資家向けの市場インサイトや高度なトレーディングツールを提供することを特徴としている。さらに、限定コミュニティを通じて最新の市場分析や投資戦略を共有し、特に個人投資家の意思決定を支援する仕組みを構築している。
ミーム文化と実用性を融合させることで、従来の短期的な話題性に依存するミームコインとの差別化を図り、持続的な価値を持つ新しい仮想通貨として注目を集めている
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