トランプ大統領が包括的な報復関税計画を発表した直後、ビットコイン(BTC)は急上昇した。トランプ大統領は、輸入自動車に対して25%の関税を課す方針を発表。アメリカ企業が、多くの国で自動車を販売することを許可されていないと強調している。
この発表に対して、市場は当初ネガティブに反応したが、その後買い手が参入し、ビットコインの価格は複数の抵抗線を突破し、高値まで押し上げた。BTCは3%上昇し、9万ドル(約1314万円)に迫る展開となった。
仮想通貨市場全体への影響
暗号資産(仮想通貨)市場における過去24時間の取引量は、前日比32%へと増加している。トランプ大統領による発表の後、Official Trump(TRUMP)トークンの取引量が急増したことがきっかけとなり、ソラナ(SOL)も5.2%上昇した。
国に対して一方的に関税を課すことは、インフレ率を高める可能性があるため、通常は弱気シグナルとされる。これにより、連邦準備制度理事会(FRB)が今年の利下げを躊躇することも指摘されている。多くの専門家は、2025年に2回の利下げが行われることを基本シナリオとしているが、FRBがこの計画を変更すれば、仮想通貨などのリスク資産は下落するだろう。
売り圧力が強まるビットコイン
CoinGlassのデータによると、過去1時間で約1億ドル(約146億円)相当の仮想通貨の空売りポジションが清算された。日足チャートでは、BTCがセッション前半に付けた重要な抵抗線から後退していることが確認できる。
しかし、短期的な強気見通しはまだ維持されており、主要なフィボナッチレベルからの反発が見られる。61.8%のリトレースメントレベルは通常、トレーダーにとって高価値の境界線と考えられており、ここからの反発は資産の大幅な短期的上昇トレンドをもたらす可能性がある。
ビットコインの長期見通しとアルトコインBTCBULLの可能性
このような価格後退にもかかわらず、BTCの長期的な見通しは依然として強気だ。アナリストは、今年末までにBTCが25万ドル(約3650万円)に達する可能性があると予測している。
その場合、今年最も成績の良い仮想通貨プレセールの1つであるBTC Bull Token(BTCBULL)は、独自のマイルストーンを設定して、ビットコインが最高値を更新した際に、ユーザーが利益を得られる機会を提供している。
具体的には、BTCが10万ドル(約1460万円)を超えて、2万5000ドル(約365万円)上昇するたびに、BTCBULLの流通供給量の一部がバーン(焼却)される。また、5万ドル(約730万円)ごとの上昇に対して、トークン保有者はBTCのエアドロップを受け取ることができる。
現在、アルトコイン「BTCBULL」はプレセールで400万ドル(約5億8400万円)の資金を調達している。BTCBULLを購入するには、BTC Bull Tokenのウェブサイトにアクセスし、ウォレットを接続するだけで手続きを完了できる。USDTやETHを交換するか、銀行カードを使用して投資することが可能だ。
同プロジェクトは、急成長が期待できる有望なアルトコインとして位置付けられているが、投資をする際には自分のリスクレベルに適した金額を投じるように心がけたい。
ポイント
- トランプ大統領の関税発表後、ビットコインは9万ドル近くまで上昇した
- ビットコインは売り圧力が強まっており、約1億ドル相当が売却された
- ビットコインの価格上昇から利益を得られるアルトコイン「BTCBULL」が話題に
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