仮想通貨市場は価格変動が激しく、ビットコイン(BTC)は3月17日に8万2000ドル(約1230万円)まで下落したのち、8万3900ドル(約1258万5000円)付近へ持ち直した。アナリストの一部には「2025年までに過去最高値(10万9000ドル=約1635万円)を更新し、20万ドル(約3000万円)を超える可能性がある」という予測が浮上している。
この強気観測の中で話題を集めるのが、トークンを保持しているだけでビットコインをエアドロップ(無料配布)される仕組みを持つBTC Bull Token(BTCBULL)だ。
本稿では、すでに370万ドル(約5億5500万円)を調達している同トークンが注目を集める背景と、ビットコインの今後を左右するとみられる要因を整理する。
金(ゴールド)との比較とビットコインの強み
ビットコインと比較されることの多い金は、ここ数か月で約12.68%上昇している。一方でビットコインは同期間に約21.29%下落しており、安定性を重視する投資家の一部は金を選好している。
しかしビットコインには、半減期(一定期間ごとにマイニング報酬が半減する仕組み)後に大きく上昇してきた実績がある。
2020年の半減期後、ビットコインは約18か月ほどで640%超の上昇率を記録した。今回のサイクルでも同様のシナリオを期待する声は多く、「20万ドル(約3000万円)到達は十分あり得る」という見解がある。
アメリカの金融政策が緩和方向へ再転換すれば、供給が限られるビットコインの価値が一層高まりやすいと指摘するアナリストもいる。
BTC Bull Tokenの仕組みと注目ポイント
BTC Bull Tokenは、ビットコインが特定の価格帯を突破するたびにエアドロップを行うユニークなミームコインである。
最初のエアドロップは15万ドル(約2250万円)到達時点で予定されており、以降5万ドル(約750万円)刻みで合計6回を上限としてビットコインがエアドロップされる見込みだ。
現在、仮想通貨プレセールで370万ドル(約5億5500万円)以上の資金を調達中で、ミームコインとしては異例の注目度となっている。
さらに同トークンは、ビットコインが12万5000ドル(約1875万円)を超えた場合にバーン(焼却)を開始する仕組みを導入する。
流通量の減少は市場原理的にトークン価格の上昇要因となり得るため、BTC価格と連動した価値向上が見込まれる点が大きな魅力だ。
元ホワイトハウス広報部長のアンソニー・スカラムッチも、ビットコインは「公正価格に対して2割ほど割安だ」とコメントしており、「25年までに20万ドル超えも視野」と語るなど強気の見方を示している。
こうしたビットコインの将来的な高騰が実現すれば、その恩恵を取り込むBTC Bull Tokenも同時に評価される可能性がある。
実際にビットコインが予測どおりの値上がりを見せれば、短期間で報酬を得られるという仕組みは多くの投資家に魅力的に映るだろう。
一方で、ビットコインの大幅な値動きは世界経済の先行きや金融政策に左右される面がある。FRB(連邦準備制度)が急な利上げや売りオペを再開すれば、市場から資金が引き揚げられやすくなる。
仮想通貨への投資には常にリスクがあるため、ウォレットの秘密鍵管理を含め、投資家は慎重に対応していく必要がある。
ポイント
- ビットコインは激しい価格変動を繰り返しながらも、20万ドル(約3000万円)を目指す強気予測が一部で示されている
- BTC Bull Tokenはトークン保有者へのビットコインエアドロップやバーン機能を搭載し、プレセールで370万ドル(約5億5500万円)を調達している
- 金融政策や世界経済の動向次第だが、半減期などの要因からビットコインが上昇する場合、BTC Bull Tokenのユーティリティが脚光を浴びる可能性が高い
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