投資会社メタプラネットは2日、新たに1,088ビットコイン(BTC)を購入したと発表した。同社は5月19日から25日にかけて、1ビットコインあたり平均10万8072ドル(約1546万円)で購入を実行した。
今回の投資総額は約1億1750万ドル(約168億円)に上る。この追加購入により、メタプラネットの総ビットコイン保有量は8,888BTCに達した。
累計投資額851億円、時価総額は930億円超
メタプラネットの累計ビットコイン投資額は約5億9500万ドル(約851億円)となった。一方、現在の市場価格で換算した保有資産の時価総額は6億5000万ドル(約930億円)を上回っている。これは同社の積極的なビットコイン購入戦略が功を奏していることを示している。
同社は「日本版マイクロストラテジー」と呼ばれ、ビットコインを戦略的資産として大量保有する方針を採用している。今回の購入は、ビットコインの長期的価値に対する機関投資家の信頼を反映したものといえる。
日本の暗号資産(仮想通貨)環境が投資を後押し
メタプラネットの積極的な投資戦略は、日本の暗号資産に対する友好的な規制環境に支えられている。日本は歴史的に仮想通貨の採用を支援しており、機関投資家にとって参入しやすい市場環境を整備してきた。
今回の購入は、2025年初頭におけるビットコインの価格安定性と機関投資家による蓄積トレンドと時期を同じくしている。これにより、ビットコインがリスク回避資産としての地位を確立しつつあることを示唆している。
メタプラネットの戦略は、ビットコインの希少性と経済的ヘッジとしての潜在力を活用することを目的としている。このような大規模な取引は、信頼性の高い仮想通貨取引所を通じて行われるのが一般的だ。
ポイント
- メタプラネットが1,088ビットコインを平均10万8072ドルで追加購入
- 総保有量が8,888BTCに達し、累計投資額は約851億円
- 日本の暗号資産に友好的な環境が機関投資家の参入を後押し
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