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ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者であるロバート・キヨサキ氏は3日、史上最大の金融暴落が始まったと警告した。
同氏はこの夏にかけて数十億ドルがビットコインや金、銀に流入すると予測している。
キヨサキ氏は自身の2013年の著書「金持ち父さんの予言」で示した予測が現実化していると主張。 また、株式、債券、不動産といった従来資産の下落が2025年の夏に悪化すると見ている。
代替資産への大規模な資金移動
キヨサキ氏は、法定通貨への信頼低下を背景に、数十億ドルがビットコイン(BTC)や金、銀などの代替資産に移動すると予測する。
特に銀について、同氏は「今日最大のお買い得商品」と評し、工業需要の急増と供給不足が続くと指摘した。
同氏は、2025年6月時点で1オンス当たり33.32ドルの現在価格が過去最高値の60%下回る状況にもかかわらず、見直しが入ると述べた。
また、金と銀の比率は現在100対1だが、歴史的平均の50対1と比較すると、銀が金に比べ大幅に割安である。
アナリストは、銀が年末までに70ドルに上昇し、価値保存と工業用商品の二重の役割により、2035年までに価値が3倍になる可能性があると予測する。
ビットコインの成長予測と経済要因
ビットコインは、機関投資家の採用とマクロ経済の不安定性を背景に、2025年までに20万ドルまで倍増する可能性があると予測される。
同氏はビットコインを「邪悪なグローバル銀行カルテル」に対するヘッジ手段と位置づけ、機関投資家の支持が上昇の触媒になると見た。
また、ビットコインだけでなく、暗号資産(仮想通貨)も注目される可能性がある。 この背景には深刻な債務問題が影響している。
米国の国家債務は36兆ドルを超え、クレジットカード債務は過去最高の1.21兆ドルに達している。 さらに、失業率の上昇が金融の不安定性を悪化させている。
キヨサキ氏は、401kなどの退職金制度が価値を失い、年金が「盗まれている」と説明する。 また、中央銀行は金融政策の失敗とインフレ上昇により信頼を失っているという。
同氏は2025年の夏が重要な転換点になると強調し、紙の請求権ではなく現物資産の直接所有を推奨する。
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