ビットコイン(BTC)は21日、時価総額でAmazon(アマゾン)を上回り、世界で第5位の資産に昇格した。
ビットコインの時価総額は2兆1600億ドルに達し、アマゾンの2兆1500億ドルを上回った。これは、暗号資産(仮想通貨)が伝統的大企業やコモディティと並び、存在感を示した結果と捉えることができる。
時価総額ランキング上位には、ゴールド(22兆ドル)、マイクロソフト(3兆4000億ドル)、NVIDIA(3兆3000億ドル)、アップル(3兆2000億ドル)であり、ビットコインはこれらの直後に位置している。
機関投資家の資金流入と政治的要因
ビットコインの急騰の背景には、機関投資家による仮想通貨市場への関心がある。特に、米国のビットコイン上場投資信託(ETF)「プロシェアーズ・ビットコインETF(BITO)」への資金流入は、2023年に約90億ドルと過去最高水準に達した。
この動きは、米国大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利したことを受け、仮想通貨規制の緩和期待が高まった結果だ。
市場全体の楽観ムードも追い風となり、伝統的なテック株が苦戦する中、仮想通貨が新たな成長分野として注目を浴びている。
ビットコインの存在感と資産ランキング
ビットコインは今回、アップルやNVIDIAなど主要テック企業に次ぐ世界第5位の資産となり、金融資産としての地位をさらに強固にした。アマゾンの株価は1.3%下落し、1株あたり129.50ドルとなったが、ビットコインは高い水準を維持している。
既存大手企業やゴールドと肩を並べるビットコインの存在は、仮想通貨市場の注目を集める要因となった。今後も市場動向、規制の変化、機関投資家の動向がビットコインの評価に大きな影響を与えるとみられる。
ポイント
- ビットコインが時価総額2兆1600億ドルでアマゾンを上回った
- 主要な資産ランキングで世界5位となり、機関投資家の関心が高まっている
- ビットコインの価格は過去最高値を記録後も高水準を維持している
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