Backpackエクスチェンジは8日、ソラナ を対象とした新たなレンディング（貸付）機能の提供を開始した。
同サービスでは、ユーザーがSOLを預け入れるだけで、年率最大12.24％の利回りを自動で得ることができる。
この利回りは、レンディングやステーキング（預入による報酬）を通じて得られるものであり、プラットフォームによる補助金には依存していない。
Lend SOL, Stack yield.
Earn 12.24% APY by lending your SOL on Backpack Exchange–lending, staking, and utilizing your perps collateral, all in one.
Just deposit and lend. That's it.
🧱🧱🧱 pic.twitter.com/53ShNLhMX3
— Backpack 🎒 (@Backpack) May 8, 2025
レンディング・ステーキング・担保化を一体化
Backpackの新サービスは、レンディング、ステーキング、パーペチュアル契約の担保化という、これまで個別に利用されてきた機能をひとつに統合したものだ。
ユーザーはSOLを預け入れるだけでよく、あとは自動的に「Auto-lend」機能が運用を進める。Auto-lend機能は、複雑な資産運用を自動化し、追加の手続きやアクション要らずで安定したインカムゲイン（利回り）を実現する。
高い安全性も実現
Backpackは、「安全性の高い取引サービス」を強調しており、内部のSOL準備金もしっかりとした管理体制のもとでステーキング運用している。
これにより得られた利回りは、まずレンダー（貸し手）に分配され、今後はすべてのSOL預入者に拡大する計画だ。
このような段階的な利回り分配の拡大は、プラットフォーム全体の競争力強化を狙ったものでもある。
利回り獲得法の多様化
暗号資産（仮想通貨）市場では近年、利回り獲得方法が多様化しており、仮想通貨投資初心者にとっては、設計が複雑なサービスも存在する。
そのため、BackpackのSOLレンディングのようなサービスは、シンプルな操作性、堅牢な安全性、そして今後の利回り拡大が、初心者にも魅力的な選択肢となることが期待される。
ただし、複数のプラットホームを介した運用となるため、コントラクトのバグやハッキングのリスクには注意が必要だ。
ポイント
- BackpackがSOLの自動レンディングサービスを開始
- 年利12.24％で貸出・ステーキング・担保を一体化
- 今後すべての預入者へ利回り拡大予定
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