この記事の内容
資産運用会社のPurpose Investmentsは16日、カナダ初となるリップル取得した。
現物ETFの最終的な規制承認をこのETFは、18日からトロント証券取引所で取引が開始される。
ティッカーシンボルは、カナダドル建てヘッジ付きのXRPP、ヘッジなしのXRPP.B、米ドル建てのXRPP.Uが用意される。
June 18th. TSX. Get ready.
Announcing the Purpose XRP ETF, offering regulated, direct exposure to spot #XRP, the native token powering fast, low-cost cross-border payments ⚡️
🔗 Fund page: https://t.co/CfCEdbOUEp
🔗 Press release: https://t.co/8v1FPkXSdU… pic.twitter.com/uzNgZyRpC3— Purpose Investments (@PurposeInvest) June 16, 2025
カナダ初のリップル現物ETFが誕生
Purpose XRP ETFは、カナダで初めて規制当局から承認された、暗号資産(仮想通貨)のリップルに直接投資する金融商品となる。
これにより投資家は、秘密鍵の管理や保管方法を気にすることなく、安全にXRPへアクセスできる。
このファンドは、先物ベースの商品とは異なり、実際にXRPを保有する現物型ETFだ。
オンタリオ州証券委員会による承認は、デジタル資産を従来の金融の枠組みに統合するカナダの先進的な姿勢を浮き彫りにしている。
これは、より厳しい規制環境を持つ米国などとは対照的だ。
また、免税貯蓄口座や登録退職貯蓄プランといった登録口座での保有が認められており、より幅広い投資家が利用しやすくなる。
このETFは、国際決済インフラにおけるリップルの役割と連携し、ブロックチェーンの実用性と機関投資を結びつけるものとして位置づけられる。
市場の期待と今後の見通し
今回の承認の背景には、いくつかの要因がある。
第一に、オンタリオ州証券委員会の承認は、カナダがコンプライアンスを重視したデジタル資産エコシステムの構築に注力していることを示している。
Purpose Investmentsは過去にビットコインBTC ▲0.60%やイーサリアム
ETH ▲3.17%のETFを成功させている。
これにより、多様な仮想通貨への投資需要が高いことを証明していた。
リップル台帳が持つ、取引効率の高さと低コストの国際決済という実用性が、機関投資家にとっての魅力となっている。
ETF承認の発表を受け、リップルの価格は16日に7%急騰した。これは市場の期待と流動性増加の可能性を反映している。
ソーシャルメディア上では、ETFの承認と機関投資家の関心の高まりにより、リップルに対する楽観的な見方が広がっている。
一方でアナリストは、価格の上値抵抗線や潜在的な変動性について警告しており、大口投資家の動向を注視するよう呼びかけている。
ポイント
- カナダのPurpose Investmentsが同国初のリップル現物ETFの最終承認を取得した。
- 新ETFは18日からトロント証券取引所で取引が開始される。
- この承認は、カナダの先進的な規制姿勢を反映しており、XRP価格の7%上昇につながった。
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト