ナスダック上場企業のDeFi Development Corp(DFDV)は28日、分散型金融(DeFi)プロトコルSanctumが開発した流動性ステーキングトークン(LST)技術を採用すると発表した

上場企業として初めてソラナ(SOL)ベースのLSTへ投資する。

上場企業初のソラナLST投資

DFDVは保有するソラナの一部をdfdvSOLに割り当てる計画を明らかにした。dfdvSOLは、同社が運営するバリデーターにステーキングされたソラナを表すトークンだ。

この技術により、同社は流動性を維持しながら仮想通貨ステーキング報酬を獲得できる。

同社は現在、約1億500万ドル(約151.2億円)相当の59万5988SOLを保有している。

5月には17万2670SOLを1トークン当たり平均136.81ドル(約1万9700円)で購入し、総額2360万ドル(約34億円)を投資した。

流動性ステーキング技術の革新性

Sanctumが開発したLST技術は、従来のステーキングの課題を解決する。

通常のステーキングでは資産がロックされ流動性が失われるが、LST技術により譲渡可能なトークンとして表現される。

これにより、ステーキング報酬を得ながらDeFiプロトコルでの活用も可能になる。

ソラナのバリデーターエコシステムは、ネットワークセキュリティと取引処理において重要な役割を果たす。

DFDVの参入は、バリデーター運営が収益を生む資産クラスとしての信頼性を示している。

市場への影響と今後の展開

上場企業によるLST投資は、機関投資家の仮想通貨インフラへの関心拡大を反映している。

DFDVの動きは他の企業にもバリデーターノード投資や類似の仮想通貨インフラ投資を検討させる可能性がある。

30日には同社がソラナバリデーター運営に関するライブディスカッションを開催予定だ。

Sanctumやボンク(BONK)コミュニティが参加し、バリデーター経済学や流動性ステーキングの仕組み、上場企業の仮想通貨戦略について議論される。

この取り組みにより、DFDVは従来の金融市場と分散型エコシステム開発の交差点に位置し、上場企業としての地位を活用してソラナのバリデーターネットワークとDeFi機能の拡大に貢献する。

ポイント

  • ナスダック上場企業DFDVが流動性ステーキングトークン技術を採用
  • 約1050億円相当のSOL保有で上場企業初のLST投資
  • Sanctum開発の技術により流動性を保ちながらステーキング報酬を獲得

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