CZ関連ミームコインでBNB価格が急騰、732ドルを記録

バイナンスコイン（BNB）は15日、バイナンスのチャンポン・ジャオ（CZ）創設者に関連するミームコインの登場を受けて急騰し、一時732ドル（約11.3万円）の高値を記録した。

ミームコインの影響でBNB価格が急上昇

CZ氏は15日、ソーシャルメディアプラットフォームX（旧Twitter）で愛犬「ブロッコリー」の写真を投稿し、新たなミームコイン現象を引き起こした。

Broccoli's Story

A year and a half ago, I casually chatted with a friend who owned a (real) zoo in Dubai. Curious, I asked what dog breed is adapted to the Dubai summer heat. I had no plans to get a dog.

Later that evening, my doorbell rang, and a young Belgian Malinois showed… pic.twitter.com/vSLiHiS4fC

— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) February 13, 2025

BNBの価格は、CZ氏にちなんだミームコイン（インターネット上のネタ的な仮想通貨）の登場により大きく上昇。現在は670ドル（約10.3万円）付近で取引所で取引が続いている。

この価格上昇に伴い、テクニカル指標の一つである相対力指数（RSI）も上昇傾向を示している。RSIは資産の売られ過ぎや買われ過ぎを判断する指標として広く使用されている。

市場のセンチメント

ミームコインは、分散型コミュニティの盛り上がりやソーシャルメディアでの話題性により価格が大きく変動することが特徴だ。今回のCZ関連ミームコインの登場は、バイナンスエコシステム全体に対する投資家の関心を高める結果となった。

CZ氏は自身でミームコインを発行する意向はないとしながらも、この現象を一種の社会実験として注視している姿勢を示している。

RSI指標の上昇は、現在の価格上昇トレンドが継続する可能性を示唆している。ただし、ミームコインに関連した価格変動は急激な反転も起こりやすいため、投資家には慎重な取引が求められる。