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暗号資産（仮想通貨）取引所大手バイナンスが提供するバイナンスウォレットは11日、新たな報酬プログラム「Binance Alpha Earn Hub」を立ち上げた。
ユーザーは、対象となるトークンプールに流動性を提供することで、取引手数料から報酬を得ることが可能になる。
Introducing #Binance Alpha Earn Hub!
Add liquidity to Alpha tokens and earn competitive APR rewards while boosting your Binance Alpha points.
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— Binance Wallet (@BinanceWallet) June 11, 2025
流動性提供で二重の報酬
ユーザーはバイナンスウォレットを通じて、分散型取引所（DEX）のパンケーキスワップ（v3）の対象プールに流動性を直接追加できる。
これにより、ユーザーが特定の価格範囲に流動性を集中させることを可能にし、取引手数料に基づいた競争力のある年率リターン（APR）を獲得する機会が生まれる。
さらに、流動性提供者には「Binance Alphaポイント」が付与される。このポイントは、将来的なトークン生成イベントへの参加資格や、仮想通貨のエアドロップに交換できる可能性があり、ユーザーにとって追加の収益源となる。
バイナンスウォレット取引が活況
今回の新機能導入は、バイナンスウォレットのオンチェーン日次取引高が125億ドルを突破したタイミングと重なる。
トークンローンチや仮想通貨エアドロップサービスへのユーザー参加が活発化したことが、この記録的な取引高を後押しした。
活発な取引と初期段階のWeb3プロジェクトへの関心の高まりが、資本効率と流動性を向上させる革新的な解決策の需要を生み出している。
同社は幅広いリスク選好に対応するため、「ワイド」「ミディアム」「ナロー」という3つの事前設定された流動性戦略を提供し、ユーザーが参加しやすい環境を整えた。
この取り組みは、使いやすい機能と魅力的な利回り機会を組み合わせることで、DeFi分野における同社の地位を強化する戦略の一環である。
ポイント
- バイナンスウォレットが新機能「Alpha Earn Hub」を立ち上げ、ユーザーは流動性提供で報酬を得られるようになった。
- 報酬は取引手数料からの利回りに加え、エアドロップに変換可能な「Alphaポイント」も含まれる。
- この背景には、デイリー取引高125億ドル達成など、バイナンスエコシステムの活発化がある。
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