ベンチマークのアナリスト、マーク・パーマー氏は23日、暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースの目標株価を421ドルに引き上げた。
パーマー氏は、投資判断を買いに据え置いた。
#BENCHMARK analyst Mark Palmer who covers $COIN has the current 1st biggest #pricetarget movement on AnaChart (23-Jun-2025 (10AM)) by upgrading from $301 to $421 with an increase in potential upside change from $7.38(2.39%) to $112.62(36.52%) with a rating of Buy pic.twitter.com/jRVnVK4p5g
— AnaChart (@anachartanalyst) June 23, 2025
ベンチマーク、コインベースの目標株価を大幅引き上げ
この変更は、規制の進展や製品革新の中での同社の戦略的立ち位置に対する信頼を反映している。
パーマー氏はこれらの進展を、コインベースの成長を促す変革的な触媒と位置付けている。
新たな目標株価は、2026年の1株当たり利益予測である12.03ドルの35倍という倍率に基づいている。
この倍率は、競合のロビンフッドの47.1倍などと比較すると保守的である。
規制の明確化と事業転換が追い風に
今回の強気な見通しの背景には、いくつかの要因がある。
特に米国でのステーブルコインに関する規制方針の明確化は、機関投資家による仮想通貨の採用を加速させる。
これにより、規制を順守する取引所であるコインベースが恩恵を受ける。
同社が扱う主要な銘柄であるビットコインBTC ▼-1.07%の価格動向も、今後の株価を左右する重要な要素となる。
また、コインベースが周期的な取引業務から、ブロックチェーンツールや機関投資家向けサービスといったインフラ主導の事業へ軸足を移していることも評価された。
この戦略転換は、持続可能な収益成長を促進する。
パーマー氏の格上げに先立ち、コインベースの株価は先週、規制の進展と戦略拡大への期待から23%以上急騰した。
金融サービス企業キャンターフィッツジェラルドも最近、目標株価を292ドルに引き上げており、市場の楽観的な見方が広がっている。
コインベースのような大手取引所の動向は、他の仮想通貨海外取引所にも影響を与える。
ポイント
- ベンチマークがコインベースの目標株価を301ドルから421ドルへ引き上げた。
- 規制の明確化やインフラ事業への転換が変革的な成長要因と評価された。
- 機関投資家による仮想通貨採用の加速が期待されている。
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