ビットコイン(BTC)は7日、2024年12月以来となる10万ドルを突破したものの、現在は94,500ドル(約1,490万円)台で推移している。
米司法省による69,370BTC(約1兆円相当)の売却許可や、米国雇用統計を控えた慎重姿勢から、暗号資産(仮想通貨)市場全体は3日連続の下落となった。一部の市場参加者がトランプ政権下で100万BTCの備蓄を戦略的に進めるとの期待を織り込んでいたため、今回の売却許可が失望売りを誘発する結果となっている。
2025年1月に期待できる主要アルトコイン3選
仮想通貨市場が調整局面を迎える中、投資家の関心は有望なアルトコインへと移っている。中でも以下の3銘柄は、技術開発の進展や新サービスの展開により、2025年1月に大きく成長が期待されている。
イーサリアム(ETH):ペクトラ・アップグレードで上昇期待
ETHは現在、3,291ドル(約52万円)で取引され、24時間で3.96%下落。時価総額は3,964億ドルを維持している。デライブのショーン・ドーソン氏は、第1四半期に予定されるペクトラ・アップグレードとトランプ政権下での友好的な規制環境を背景に、年内1万2000ドルへの上昇を予測した。
オプション市場ではコールオプションへの偏りが顕著で、強気のセンチメントが示されている。特に、現実世界資産(RWA)の取り込みや、分散型物理インフラ(DePIN)、AIエージェントなどの新興セクターでの活用拡大が期待されている。ただし、ETF承認の失敗やソラナ(SOL)との競争激化により2000ドルを割り込むリスクも指摘されている。
リップル(XRP):米国規制環境の改善で成長加速
XRPは現在2.31ドル(約365円)で推移し、24時間で4.25%の下落。時価総額1,327億ドルを維持している。リップル社のモニカ・ロング氏は米国での規制環境改善を背景に、XRPのETF承認に強い期待感を示した。ビットワイズやカナリー・キャピタル、ウィズダムツリー、21シェアーズなど複数の資産運用会社がETF提供を申請中だ。
新ステーブルコインRLUSDの展開も順調で、イーサリアムとXRP Ledger上での一般向けサービスを開始。時価総額は7,200万ドルに達し、チェーンリンクのサービスも採用するなど、分散型金融(DeFi)プロトコルでの実用性を高めている。
ドージコイン(DOGE):1ドル到達への期待高まる
DOGEは0.3362ドル(約53円)で推移し、過去1週間で21%上昇。シバイヌ(SHIBA)、ペペコイン(PEPE)など主要ミームコインの中で最も高いパフォーマンスを記録している。ギャラクシーデジタルのアレックス・ソーン氏は、2025年に時価総額1,000億ドルを達成し、1ドルに到達すると予測した。
未決済建玉は5日間で20億ドルから30億ドルに増加し、投資家の関心が高まっている。1月3日には4億1,300万ドル相当の大量購入も確認され、クジラの資金流入が活発化。スピリット・ブロックチェーン・キャピタルによるDeFiを活用した利回り商品の提供も検討されている。
Meme Index(MEMEX):ミームコイン市場への分散投資を実現
イーサリアムネットワーク上で展開されるMeme Indexは、時価総額1,200億ドル規模のミームコイン市場への分散投資を提供するプラットフォーム。主軸となる4つのインデックス(Titan、Moonshot、Midcap、Frenzy)は、それぞれ異なる投資戦略に基づいて設計されている。
MEMEXトークン保有者には、プラットフォームの重要な意思決定に関する提案権と投票権が付与される。これにより、新規インデックスの追加や既存インデックスの構成銘柄変更など、市場環境の変化に応じた機動的な運営が可能となっている。
また、ステーキングプログラムでは、保有期間や金額に応じた段階的な報酬体系を採用。年率10%から最大30%の利回りを実現している。これは、MEMEXトークンの長期保有を促進し、プラットフォームの安定性向上に寄与している。
現在、仮想通貨プレセール中のMeme Indexは、投資家から注目を集めており、MEMEXトークンの初期段階での投資に関心が高まっている。
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